「知らされなかった日本人弱体化の企み」著者:山崎保彦
広島一中卒 山崎保彦氏(昭和24年⑤卒)
著書:「知らされなかった日本人弱体化の企み」
(自費出版)
東京商船大学卒業後、世界中に航路網を持つ大阪商船を選び入社(合併により現商船三井)。それから退社まで一途に30年間の海上生活が始まるはずだったが、海上勤務、海員組合調査部派遣、海上勤務、東京本社定航部コンテナセンター勤務、引き続き神戸支店コンテナオペレーションセンター勤務、再び海上勤務、さらにはロンドン支店駐在船長、帰国してまた海上勤務を勤め上げて退社(1984年)後は大阪湾水先人に推挙されて就業、17年間の勤務中には国際パイロット協会の副会長を2期4年務めた。2001年10月、70歳を機に廃業、愛媛県の弓削島に丸太小屋を建てて念願の隠居生活(果樹園と作陶)を送っている。米寿を機に上梓した自分史『老船長のLOGBOOK』(老船長の航海日誌)記載の乗船履歴一覧によると、①3等航海士時代=和光丸、めきしこ丸、ぶえのすあいれす丸など3隻、②2等航海士時代=あとらす丸など2隻、③1等航海士時代=まどらす丸など12隻、④船長時代=へいぐ丸など6隻と、計23度もの海外航路乗船記録を持つ。
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